59 足の構造と仕組み

48 足関節の構造と仕組み
49 右腓骨遠位端線損傷 (ひこつえんいたんせんそんしょう)
50 右足関節果部骨折 (そくかんせつかぶこっせつ)
51 足関節コットン骨折(三果部骨折)
52 アキレス腱断裂
53 アキレス腱滑液包炎 (あきれすけんかつえきほうえん)
54 足関節不安定症 (そくかんせつふあんていしょう)
55 足関節に伴う靱帯損傷のまとめ
56 足関節離断性骨軟骨炎 (あしかんせつりだんせいこつなんこつえん)
57 右腓骨筋腱周囲炎 (みぎひこつきんけんしゅういえん)
58 変形性足関節症 (へんけいせいそくかんせつしょう)
59 足の構造と仕組み
60 足根骨の骨折 外傷性内反足 (がいしょうせいないはんそく)

 

踵=踵骨、距=距骨、舟=舟状骨、1~3楔=1~3楔状骨、立=立方骨
中足1~5=中足骨1~5、基=基節骨、中=中節骨、末=末節骨
種子骨は母趾中足骨の先端の足底面に配置されています。

足部は、リスフラン関節とショパール関節によって、前足、中足、後足部に分類されています。
前足部は、末節・中節・基節骨と中足骨、中足部は3つの楔状骨、舟状骨、立方骨で、後足部は、腓骨と踵骨で構成されています。

足関節は、かかとの上にある骨(距骨)、スネの脛骨、脛骨の外側に並行する腓骨、これらの3つの骨で構成されており、主に、つま先を上下に向ける動きに関わっています。

関節表面は軟骨と呼ばれる弾力のある組織で覆われ、足関節周囲は、多くの関節や強靱な靱帯に囲まれていて、衝撃に強い仕組みとなっています。

次に、アーチの機能です。
足部のアーチは、縦と横の2種類で、アーチは、骨の配列と靭帯、そして足底筋膜で保持しています。

起立したときに、接地しない足底の部分を土踏まずと呼びますが、足底部分は、全面が床に接地しているのではなく、中足部を頂点として縦に2つと、横に1つの弓状に張ったアーチを形成しています。
余談ですが、人は、生まれたときは扁平足ですが、3~4歳頃からアーチが出現します。

足のアーチには、以下の3つの機能があります。
①足を蹴りだす力、バネの機能、
②衝撃の吸収するクッションの機能、
③足底の筋肉や神経を保護する機能。

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