1 腰部捻挫・外傷性腰部症候群

脊柱は合計25の椎骨で構成されていますが、5つの腰椎は、それぞれ左右に関節包につつまれた椎間関節があり、椎間板や靱帯や筋肉で連結されています。

追突などの交通事故受傷により、腰椎が過伸展状態となり、これらの関節包、椎間板、靱帯、筋肉などの一部が引き伸ばされ、あるいは断裂して、腰部捻挫を発症します。
頚部捻挫と腰部捻挫は、診断書に併記されていることが多いのですが、後遺障害の対象として注目されるのは、圧倒的に頚部捻挫、外傷性頚部症候群です。
腰部捻挫は椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の基礎疾患がある被害者の方に多発する傾向で、このケースでは重症化し、しばしば固定術に発展しています。

外傷性腰部症候群における後遺障害認定のポイント

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