7 肋骨多発骨折の重症例 外傷性血胸

1 骨折の分類
2 脊柱の圧迫骨折
3 脊柱の圧迫骨折 変形障害
4 脊柱の圧迫骨折 運動障害
5 脊柱の破裂骨折
6 肋骨骨折
7 肋骨多発骨折の重症例 外傷性血胸
8 肋骨多発骨折の重症例 フレイルチェスト、Flail Chest、動揺胸郭
9 鎖骨骨折 (さこつこっせつ)
10 肩鎖関節脱臼 (けんさかんせつだっきゅう)
11 胸鎖関節脱臼 (きょうさかんせつだっきゅう)
12 肩甲骨骨折 (けんこうこつこっせつ)
13 骨盤骨折 骨盤の仕組み
14 骨盤骨折・軽症例
15 体幹骨・骨盤骨折・重症例

胸腔内の内圧は外気圧より低くなっており、外傷により、外から空気が入り込む、あるいは血液が貯留すると肺は虚脱、縮小し、強い呼吸障害を起こします。
空気が入り込むのが気胸、血液が貯留すると血胸、2つが合併していれば血気胸と呼ばれます。
交通事故では、骨折した肋骨が胸膜を突き破り、血気胸を発症することが一般的です。
胸部痛、呼吸困難、チアノーゼ、顔面蒼白、頻脈、四肢冷汗等の症状が出ますが、胸腔穿刺で空気を排除、腹腔ドレナージで血液を排出、胸壁創を縫合閉鎖すれば治療は完了します。

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