81 足趾の骨折 基節骨骨折 (きせつこつこっせつ)
82 足趾の骨折 中足骨骨折 (ちゅうそくこつこっせつ)
83 足趾の骨折 第5中足骨基底部骨折=下駄骨折
84 足趾の骨折 ジョーンズ骨折、Jones骨折=第5中足骨骨幹端部骨折
85 足趾の骨折 種子骨骨折 (しゅしこつこっせつ)
86 下腿骨の切断、足趾の切断

下駄が庶民の履物であった時代に、多発した骨折であることから下駄骨折と呼ばれます。

もちろん、現在でも、足が捻転したときに、この骨折が発生しており、第5中足骨基部骨折とは、小趾側の甲にある中足骨の根元が骨折したものです。

 

下駄骨折は、足部を内返しする捻挫で発症する外傷性骨折で、比較的高頻度で発生しています。

この後に説明するジョーンズ骨折の部位より足首に近いところの骨折です。

 

交通事故ではね飛ばされ、段差を踏み外したり、また傾斜のある路面に転落し足を捻挫したときに、足関節の内反強制が加わると、第5中足骨基底部に付着する短腓骨筋腱が引き伸ばされ、その腱の牽引力と第5中足骨に加わる捻転力により、捻じ切れるような感じで骨折を生じます。

足関節の内反強制で骨折するため、足関節捻挫に注目され、この骨折が見逃されることがあります。

 

治療は、徒手整復できるものでは、4~6週の固定を施行します。

徒手では整復困難な転位が認められるときは、手術による整復・固定処置が行われます。